東京都足立区の荒川河川敷に突如、鹿が現れた！とニュースになり 殺処分回避の声殺到で「ケープくん」と名付けられた鹿は無事千葉の動物園に引き取られましたね
ところで『野生の鹿』見たことはありますか？
実は私の母の実家が奈良公園の若草山の裏にあり、10年ほど前まで日中は民家の周りで目にすることはあまりありませんでした。
ところが、つい先日帰省したときは20匹以上もの鹿が車道から田畑にいるのを目にしました。
なかには子鹿も数匹いて、かわいかったあ。。
なんてことをこの辺りの農家の方の前では言えません
田舎に向かう途中、年々山が切り崩されていく様子を見てきたので、きっと鹿たちも食べ物を求めてヒトの生活圏にまで日中でも姿を見せるようになったのでしょう。私を含めて一般の人たちにとっては、かわいい愛され動物ですが、 祖母やその地区の「農家のヒト」にとって「鹿」は 年中田畑を荒らす「悪者」にほかなりません。
2017年に行政が奈良公園から数キロ以上離れた所から捕獲駆除してもよいということになったのですが、 奈良の鹿は、奈良時代から「神の使い」すなわち=『神鹿』として厳格な保護が行われてきた歴史があり 動物愛護の観点からも神鹿を駆除することへの反発も今なお続いているようです。
当事者である祖母の住むこの地域は若草山のすぐ裏なので駆除可能エリアにならず今も苦しんでいます。年齢的な問題で現在はかなり田畑は縮小していますが昔の苦労はよく聞いていました。参考リンク⇒「猟師にきいた増えすぎた…奈良の鹿」
大阪でも能勢・箕面・高槻の山間部においても同じように鹿やイノシシによる被害があります。
推定2000頭近くいるそうですよ
そんな中、関係者の方々による奪った命を無駄にしない取り組みがおこなわれています。人間の食用として美味しく食べられるよう試行錯誤が重ねられていますし、大阪のレストランでも提供されています（食べログ大阪ジビエ）。近くにお店が無い場合、通販で鹿肉を購入できます
人間の食用だけでは消費できないため鹿肉は犬や猫用としても加工されています。
ペットに鹿肉って聞いたことがないけどどうなの？
鹿肉の特徴
高タンパクで丈夫な体に！
高タンパクだから丈夫で健康な筋肉を作ってくれます。 少量でも十分なたんぱく質が補えるので、老犬にもお勧めです！さらに、 鹿肉は消化吸収がよいので消化器官に負担をかけずに、すぐに犬のエネルギー源になります。 弱ってしまったシニア犬の胃腸の負担にもなりません
低脂質、 低カロリーでダイエットにも
鹿肉は、 牛肉や豚肉に比べて3分の1のカロリーで、 脂肪分は15分の1程度なのでダイエットに最適の肉といえます。鹿肉は低カロリーながらも犬にとって必要なタンパク質やビタミンなどのバランスがよいので、犬がストレスを感じることなく十分な栄養を摂りながらも摂取カロリーをダウンすることができます。さらに、鹿肉には中性脂肪を減らす効果があるDHAもたっぷり含まれているので、ただ体重を減らすのではなく、内臓脂肪とともに様々な病気のリスクまで減らすことができます。
低アレルギーな食材
食物アレルギーを配慮したフードにもよく使用されます。
チキンやビーフなどの食物アレルギーが特定されている愛犬などにはお勧めです！
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