ダックスフンド子犬>当犬舎のブリーディングポリシー

1.犬種標準(スタンダード)への適合

日本で一番権威のある血統証を発行する社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の「犬種標準」(スタンダード)に沿ったダックスフンドを作出する様心掛けます。
近年、明らかに標準から外れる大ぶりなミニチュアダックス(?)を見かけます。実際はミニチュアサイズでなくても両親がミニチュアであれば、その子は自動的にミニチュアダックスとして認められてしまうのが現状です。そのような状況でも私達は必ず全うなミニチュアダックスを作出します

2.遺伝性疾患ゼロへの取り組み

犬達もまた私達人間と同じ生き物です。ですので必ずしも健全な子供たちが生まれるとは限りません。先天的な異常がある子もまれに生まれてきます。生まれて数カ月経った後に表面化することもあります。どれだけ高価で、素晴らしい質の親犬の子であっても、遺伝性疾患の現れた子犬はブリーディングから外します。
私達は、ダックスの基本カラーであるブラックタンとレッドを主として、クリーム、チョコタン等を加えてブリーディングしています。生まれる子犬のコートカラーはブラックタン、ブラッククリーム、レッド、シェーデッドクリームがほとんどです。掛け合わせにより、チョコタン、チョコクリーム、ゴールド、ピュアクリーム等作出される場合もあります。レアカラーと言われるパイボールド、イザベラ、ブルー、ダブルダップル、ホワイトまたはブラック、チョコ1色の単色カラーは遺伝疾患の確率が高いため取り扱いはありません。
極僅かでも遺伝性疾患を残す可能性のあるブリーディングは一切おこないません。

3.当犬舎のダックスフンドの子犬の骨格と性格

ドッグショーに出展される子は気性の張った、しっかりした性格の子が多いようです。ショーの会場は数多くの犬と人が集まり、その中でも落ち着いていられることが優秀な成績を収める大きな要素となるからです。賞を獲得しているブリーダーさんは、その様な血統を求め、教育も行います。
また、チャンピオンを目指す犬達は骨量の多い骨格のしっかりしたガッシリ体型の子が多く感じます。家庭犬として、私達のパートナーであるのでしたら、大人しく穏やかで優しい性格の子が一緒に生活しやすいと思っております。軽く小さめの子の方が抱っこしやすく、連れ歩く等生活を共にするに適していると思います。
私達は、性格の大人しくて優しい、陽気で人懐っこい、小振りな子の作出を目指します。
性格は飼われ方で変わってしまいます。テレビでみるような問題犬になってしまったり…当方では、お引き渡し時に子犬とどのような接し方をすべきか説明しますのでしっかり聞いてくださいね

4.衛生面の配慮

人間の病院でも使われる消毒剤で清掃し伝染病を防ぎます。またどれだけ犬質が良くても不衛生な環境で育った子犬は、まず見た目にフケっぽかったり毛並みがよくありません(既に皮膚病を抱えている子犬も)そして性格もなぜか怯えがちで内向的な子になり易いです(確証はありませんが経験上)

5.利益追求のブリーディングはおこないません。

近年、犬種を見間違える程の巨大な犬を良く見かけます。
利潤ばかり追求する繁殖家達は一度に多くの仔犬を産ませようとする為、大ぶりの母犬を選んで繁殖しています。
当店のダックスの場合、3kg〜4kgの親犬でこれより小さいと出産に際し母体にリスクがかかるため出産させません。 逆に5kgを超えるダックスでしたら出産頭数は一気に4〜6匹も考えられますが、巨大な母犬から産まれた仔犬はその遺伝子を受け継いで大ぶりに育ち、犬種標準から外れます。当犬舎はスタンダードに沿い、かつペットとして最適なミニチュアダックスフンドを提供します